Xbox360静穏化(Xbox360 バリューパックのファンを交換する)

先日、Xbox360 バリューパック(以下360)を購入したのですが、ファンが五月蠅いこと五月蠅いこと。

というわけで、早速改造。
解体部分は省略します。私はこちらのサイトを参考にしました。
リンク先のサイトでは通常版の様ですが、バリュー版もガワのバラシ方は同じですが
ヒートシンク周りに変更が見られます。

(クリックで拡大)

さて、通常タイプのファンを外して見たところ、AUB0712HHという型番であると判明。
動作はDC12V、0.4A

PCよく弄ってる方は気がついたと思いますが…そう、このファン大食いなのです。
こちらのサイトによりますと、27.19CFM/35dB/2000rpm〜4000rpm/12Vとの事。
そりゃ五月蠅いハズです。

…………ってちょっとまて。
静穏化だとか発熱に改善があったというバリューパックでも、通常と同じファンを搭載ですと?
うーむ…これは冷却が強化されていると見るべきか
通常版の熱暴走を受けて、プロセスやHSの改善をしたが、ファンの排気量はこのままでないと駄目だったのか…
静穏化とは、静穏ファンに変えるのが基本ですが、静穏ファンは回転数が低いため、当然冷却能力に劣ります。
通常と同じ冷却能力で静穏、なんてのは都合の良い話なわけです。
軸を高価な方式に変える、とか、羽根を加工するって方法もありますが、
個人的な感想では、この辺になると、測定上の騒音値よりも、その周波数が気になる気がします。

ま、それはさておき、静穏化すると冷却能力に疑問符が付くことは避けられそうにありません。
となったら、もう開き直って最後まで走りきるっきゃないですね☆

Owltechの標準型、60cmのファンを2個購入。
(クリックで何も起こらない)

そして、ダクトとの干渉を避けるため、吸気側の上側の二つのカドをカットします。

さて、先のリンク先ではファンの電源は4ピンでしたが、こちらでは3ピンの標準的な形状に変更されえています。
といっても標準的なのは形状だけで、中の信号は以下の通り

1:+VCC
2:GND
3:+VCC

で、二本の線が一本にまとめられ、GNDに落ちてるわけです。
となれば話は簡単。切ったり繋げたり刺したりしてやればOK。
配線さえ解れば、小学生レベルの電気工作しかやった事ない人でも簡単にできます。

で取り付けてみる。

(クリックで拡大)

(クリックで拡大)

裏側から排気用の穴を利用し、付属のネジで固定します。丁度良い大きさ。
シャーシが斜めになってるので、ファンの上側が干渉して斜めってますが、ケンチャナヨ

さて、残るはこれで熱暴走しないか、ですが…早速、暖房をガンガンにして実験。
とりあえずDVDでも見てみます。
換装前後で温度を比較できたら良かったのですが、HSが上手く外れず断念。
とりあえず、熱暴走の警告が出るかどうかだけやってみますか。

室温20℃、微妙に温風。他異常なし。

現在室温、ファンヒータ26℃、エアコン35℃と、表示の上限。
問題なく動作中。
私にの方が先にヘバりそうなぐらい熱い。

小一時間ほど放置。問題なし

この室温でゲームプレイする気力無いので省きますが…ちょっと遊んだぐらいでは問題ありませんでた。

と、ここまでやっておいて言うのもアレですが、光学ドライブの方が五月蠅いです。
どっとはらい



オマケ
ついにXbox 360が“ミニタワー”に収まった――Sands Convention Centerで見つけたおバカなグッズたち (1/2)
 自作PC向けのケースメーカーとして自作ユーザーの間ではおなじみの、台湾のLIAN LI。そのLIAN LIブースは、もちろんタワー型やデスクトップ型のPC用ケースがたくさん展示されていたのだが、その中で1つだけなんだかちょっと様子のおかしいケースを見つけた。

 そのケースは、いわゆるブック型ケースというような、PC用ケースとしてはかなり小型の部類に入るようなサイズだったのだが、正面に「Xbox 360」のロゴを印刷した紙が貼られているほか、Xbox 360のワイヤードコントローラが接続され、接続されたモニターにはXbox 360のゲームが表示されていた。それは、なんとXbox 360用のミニタワーケースだったのだ。

 Xbox 360用のケースとはいっても、Xbox 360本体をそのまま中に入れて利用する、いわゆるドレスアップ用のケースではない。Xbox 360からマザーボードとDVDドライブを取り出し、それらを内部に取り付けて利用するものだ。サイドパネルがアクリル仕様になっていて中が丸見えなのだが、そこからはDVDドライブとXbox 360の基板が見えていた。HDDユニットは外からは見えなかったが、おそらくHDDユニットを分解してHDDも直接ケース内に取り付けているものと思われる。

 このケースの目的は、冷却能力を高めてXbox 360を安定して利用するというものだそうだ。本体後部に12センチファンが取り付けられており、係員は「オリジナルよりも冷却能力は段違いだ!」と熱く語っていた。確かにケースを交換して12センチのファンをブン回したらよく冷えるだろうし、まさにケースメーカーらしい発想の製品だ。

 ただ、現在発売されているXbox 360では、消費電力が低減されたシュリンク版チップ「Falcon」が搭載されており、以前より発熱に対する問題は少なくなっていると思われるのだが……。まあ、初代Xbox 360を持っていて、熱暴走に悩んでいる人なら意味のあるものかもしれないが、今の時点でわざわざマザーボードとDVDドライブを取り出してこのケースに入れ替えようと考える人がどれだけいるのか、かなり疑問に感じるのも事実。なぜなら、そういう悩みを持つヘビーユーザーだったら、さっさとFalcon搭載モデルに買い換えているだろうし。もちろん、このケースがあと1年早く登場していたら、ヘビーユーザーから注目されていた可能性は高いが……。

 これまでにも多数のXbox 360用冷却グッズが登場してきたが、このケースは、2006年のCESで見つけたXbox 360用水冷グッズに次ぐおバカさ加減と言っていいだろう。

 ちなみに、展示されていたのはエンジニアリングサンプルで、まだ商品化は確定していないそうだが、年内には発売したいと考えているそうだ。

すごく、ほしいです


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